かじかんだこころ ふるえるまなざし
せかいでぼくはひとりぼっちだった
ちることしかしらないはるは
まいとし つめたくあしらう
くらがりのなか いっぽうつうこうに
ただ ただことばをかきなぐって
きたいするだけ むなしいとわかっていても
すくいをもとめつづけた
(せつなくて いとおしい)
いまならば わかるきがする
(しあわせで くるおしい)
あのひ なけなかったぼくを
ひかりは やさしくつれだつよ
くもまをぬって きらりきらり
こころみたしては あふれ
いつしかほほを きらりきらり
あつくあつく ぬらしてゆく
きみのては どうしてこんなにもあたたかいの
ねえ おねがい
どうか このままはなさないでいて
えんをむすんでは ほどきほどかれ
だれしもが それをよろこびかなしみながら
あいをかぞえてゆく
こどうをたしかめるように
(うれしくて さびしくて)
いまだから わかるきがした
(たいせつで こわくって)
あのひ なけなかったぼくを
ひかりは やさしくだきしめた
てらされたせかい さきほこるたいせつなひと
あたたかさをしったはるは
ぼくのため きみのためのなみだをながすよ
ああ なんてまぶしいんだろう
ああ なんてうつくしいんだろう
くもまをぬって きらりきらり
こころみたしては あふれ
いつしかほほを きらりきらり
あつくあつく ぬらしてゆく
きみのては どうしてこんなにもあたたかいの
ねえ おねがい
どうか このままはなさないでいて
ずっと ずっと はなさないでいて
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